ひらたい家のダイアリー

田舎にて小さな平屋を建てたのだ。

最終的な断熱気密性能

やっと、少しだけ暮らしが落ち着いてきたところ。いままでと勝手が違いすぎて戸惑うことも多いのだけれど、実に快適すぎる暮らしになっていると思う。が、市役所にあれこれ意地悪されて登記に予定の倍以上の費用がかかり、おゼゼが少なくなって家具がまだ全部揃っていない(笑)。なので、家のことをポツポツ書いていくけれどまずは大枠から。中身についてはおいおいと。

断熱・気密性能

設計の最後の最後まで断熱仕様をいじり倒した結果、UA値は0.36になった。地域区分3のHEAT20 G1グレードがUA値 0.38で、これをクリア。太陽光パネルをドンと乗せればゼロエネ住宅になるくらいの性能なので(載せてないけど)、庶民が住む戸建としては十分かな。

断熱の材料はべた基礎のスタイロ内張+壁のGW+天井のGW、とごくごく普通で高級な建材は使っていない。エクセルシャノンのペアガラスサッシ(UA値1.4)が性能を底上げをしてくれている。

計算書のパラメータからQ値を求めるとQ値は1.1くらいなのだけど・・・そんなに高性能なわけはなく。うちは平屋だし熱交換をしない第三種換気なのでQ値は多分1.6くらい。

気密性能は実測0.5。初回測定で0.5が出て、棟梁が細い隙間を全部埋めてくれて再測定したけどやっぱり0.5だったそう。暮らしていて吸気口の蓋を半分閉めると3箇所ある引き違い窓から豪快に吸気を始めるので、たぶん残りの隙間は引き違い窓。これは埋めるわけにもいかない(笑)。気密についてはこれ以上は望めない仕上がりになった。

以上のとおり、設計施工面での断熱気密はバッチリ。

ざっくりとした断熱機密の感想メモ

点数をつけると、70点といったところ。

 本当に暖かい。床暖房でないが床もそれなりにホワホワしている。でも空気が乾燥する。そして引き違い窓のダメさが悪目立ちする。

マイナス分の30点は全部引き違い窓の分。こんなものを21世紀に入ってだいぶ経つのに平気で売り続けるその性根が気に食わん、と思うくらいにはダメな窓だと思う次第。リビングダイニングだけでもウィンドラジエターを入れようかな・・・