建替前の片付け：離れ編 - ひらたい家のダイアリー

この辺の古い家だと、だいたい母屋とは別に離れ屋がある。

昔は作業場だったり、疎開してきた親戚が住んでいたりした建物。うちにも離れ屋があり、建替中は仮設の水回りをつけて仮住まいをするつもり。冬じゃなきゃなんとかなる。というかアパートや貸家を借りたくても条件にあう物件がすごく少ないのだ、田舎は・・・

仮住まいとするには、数十年のあいだに山ほど溜め込んだ荷物（というかガラクタ）を整理（というか廃棄）する必要がある。えいやっと家族でひたすら荷物を掘り出す。そうしたらお宝（ガラクタ）が幾つか出てきたのでメモ。

中学生の頃からMSXというホビーパソコンでゲームをしたり作ったりして遊んでいた。ほかのパソコンが主流になってMSXシリーズが打ち切りになるときにPanasonicが最高性能の機種を発売。いまから思うと採算度外視のサービスだったんだろう。

それをバイト頑張って買ったのが残っていた。当時10万円だったはず。これがなければシステム設計の仕事なんてしなかった。

今でもオークションでは10万円前後と高値で取引されている模様。

就職して初めて購入させられたしたパソコン。自分のパソコンなのにしばらく職場にあって仕事で使っていた。ひどいおおらかな時代だったなあ・・・

電源を入れたらなんとFreeBSDが起動した。MS−DOSをインストールしてみるとFDDのヘッドがダメらしく途中でギブアップ。クリーナーを買えば復活しそうだな・・・とやっていたら数時間を無駄にして怒られた。

爺さんは海軍に徴兵されていて、若い頃に練習艦隊に乗って東南アジアを一周してきた。その時の記念ハガキだの記念写真だの。水兵服の爺さんの格好良いこと。