ひらたい家のダイアリー

田舎にて小さな平屋を建てたのだ。

室内照明

悩んで悩んで照明プランをひねり出す。仕事が繁忙期で、仕事とのダブルパンチで本当に疲れた。プランナーを雇った方が良かったかもしれない。

パブリックスペース

玄関、玄関ホール、リビング・ダイニングはパブリックスペース。

玄関ホールとリビング・ダイニングは二枚引き戸で仕切っている。しかし普段は開け放しておくため一体の空間として捉えてダウンライトで統一する。また、せっかくの注文住宅なのでと色気を出して間接照明用のライティングレールを設置することにした。

ダイニングテーブルの向きの変更に対応できるように、室内干しに干渉しないように、リビングのミニテーブル上にライトが来るように、空間全体で均等配置になるように・・・などなどの要件を頭の中でグツグツ煮詰めて悩むこと2週間あまり。

 

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悩んだわりには、どうということはないプランが出来上がった・・・!

 (A)は調色・無段階調光のダウンライト。(B)は常夜灯モードがある段階調光のダウンライト。ダクトレールの照明は後で選ぶ。

パブリックスペース以外

考えるのに疲れたのと、予算削減と、気密確保の観点から、全部引っ掛け式。

ライトとスイッチの位置だけはちゃんと決めて、取り付ける器具は住みながら考えればよい、と割り切った。

仕様決定後の感想

楽しかったけれど本当に疲れました。3次元空間について検討するなんて作業、普段していないので頭の芯からクラクラ。しかし一応は納得のプランになったので良かった。

でも。もう一回やれと言われたら絶対やらない(笑)

 

照明・スイッチ・コンセント

「リミットは電気工事が始まる盆明けまでですよ」と言われて、慌てて照明・スイッチ・コンセントの位置を検討し始める。

スイッチとコンセントは動線と家具配置を加味しておおよそ決定。

問題は照明。わからん。全然わからん。メーカーに基本計画を作ってもらったのだけれど、これがピンとこない。そもそもダイニングテーブルとダイニング照明のセンターが全く合っておらずかなりの適当感が感じられる。仕方がないので自分で練り直すことにした。

参考書はいろいろ買っても迷いそうなので、とりあえず次の1冊。 

 メーカーもこの参考書もすごくダウンライト押しな気がするが、これは本当に施主にとって良い選択になるのだろうか。ダウンライトで暮らしたことなんてないので想像がつかない。悩みは尽きない・・・

基礎工事完了

仕事で忙しくしているうちに基礎工事が完了。はや。

平屋28坪はちっちゃいかなーと思っていたが、基礎内をうろうろ歩き回ったところ全然ちいさくなく一安心。もう2坪削ってもギリギリOKだったかもしれないが、この2坪は生活の余裕、必要な抜け、ということで。

基礎内断熱でスタイロ10cm厚が外周の立ち上がりと床面にびっしり貼ってある。これならマイナス10度でも怖くないかな?

家の形がわかってから実感できることがあり、寝室の入り口の引き戸の方向を逆にし、寝室とキッチンの間に小さい引き戸を追加。

さて来月は上棟だ。どんどん決めていかねばー。

外装イメージを決め、内装に悩み始める

地盤に問題はなく地鎮祭は滞りなくおわり基礎工事がはじまった。このまま順調に進みますように。

しかしながら仕事が忙しすぎてお家のことがぜんぜん考えられない。まいった。

外装のイメージは「スッキリ・シャープ・明るい」に決めた。

けれど内装のイメージがなかなか固まらない。カミさんに聞くと「かわいくてもワイルドでも和でも、シンプルならなんでもいい」というので、白基調にして少しだけかわいい感じでよいか。

内装を考えていたら今頃になって全部ビニールクロスはあまりよくないなと思いはじめた。仮住まいはビニールクロス張りなのだけど梅雨時でも喉がカラカラになってちょっとぴっくり。居室は布クロスか紙クロスのほうが過ごしやすそう。コストが1000クロスの2倍に収まるなら先々を考えて紙か布にしておきたい。実用的でソコソコの値段のものってあるのだろうか。

 

取り壊しのはじまり

解体がはじまった。仕事から帰ってくるたびに旧宅がすこし解体されて小さくなっている。物悲しくなるかなと思ったけれどそんなことは全然なく。ちゃんとお清めしてお別れしたからかしらん。

だんだん敷地がさっぱりしてきて、ちょっとわくわく。

いまの解体屋さんは仕事が丁寧。少しずつ壊す。すべての廃材を分別する。きちんと袋詰めする。昔みたいにドンガラガシャンと壊すわけにはいかないのだそう。これだけ丁寧に仕事をしてれば、そりゃー建築コストは上がっていくよな・・・と思ったのであった。

 

仮住まいの準備

バタバタしているうちに日は過ぎて行き、来月には現家屋の取り壊しを開始する。

今は仮住まいに移る準備に大忙し。20年分のチリを払い、バルサンを焚き、エアコンを手配し、家財を運び込み、つなぎ融資の話をつけ、などなどなど・・・なんか忘れていることがありそうな。

ここを乗り越えれば体力的にはラクになるので、もうちっとがんばろー。