ひらたい家のダイアリー

田舎にて小さな平屋を建てたのだ。

コンプレッサー式除湿機を導入する

データを集めて検討した結果、我が家の環境では再熱除湿機能のないエアコンだけで高温多湿な夏を乗り切るのは無理!とわかった。そこでコンプレッサー式の除湿機を導入して湿度管理をすることにした。

経緯

我が家の周りはすべて田畑で、夏季の7月~9月は湿度が高い。夏、30℃もある高湿な外気を第三種換気でそのまま取り込み、再熱除湿機能のない普通のエアコンで室温を26℃まで冷房すると室内の湿度は70%前後になる。このとき床下は気温23℃とすこし低めになるので、相対的に湿度は85%となってしまう。ベタ基礎は水分が抜けるまでは多湿になるとはいえ、あまりよろしいとはいえない。設計時には冬のことばかり考えていて夏のことをあまり真剣に考えていなかったツケである。反省。

床下に頭を突っ込んで見回した限り、空気の質は意外にもさらりとしているが・・・ここで感覚を信じて大丈夫だろうとしてしまうとあとで後悔するので対策をすることにした。

旧宅で使っていたパナソニックのハイブリッド式除湿機があり、これをリビング・ダイニングに置いて運転することにした。加えて二つある居室それぞれに一台ずつ小型の除湿機を新たに置くことにし、機種を選定する。

必要な除湿機

除湿機には三種類の方式があり、デシカント式、コンプレッサー式、これらのハイブリッド式に分類される。高気密・高断熱住宅であれば夏場の使用に限られるため、夏場に高効率で動作するコンプレッサー式がよい。

重視するポイントは次の3点。

・八畳クラスで価格が二万円程度。居室ごとに購入するので高額な機種は無理。

・排水バケツにフタがあること。使用者がそそっかしい妻、ぼーっとした夫、老母と三拍子そろっているので、排水バケツにフタがない機種などあぶなくてとても使えない。

・排水バケツが大容量で前面または側面の取り付けであること。バケツが小さいと水捨てが頻繁になって面倒だし、背面取り付けだとなにかと取り回しがよくないとおもえるため。

購入した機種

コロナ 衣類乾燥除湿機 CD-S6316-W を、まず一台購入した。問題がなければもう一台購入したい。

機種選定の経緯

パナソニック、三菱などは高額で多機能すぎて使いづらいため除外。アイリスオーヤマなどの安価な機種は排水バケツが小さすぎフタが付いておらず背面取り付けのため除外。

そのなかでコロナの製品がよさそうに見えたので詳しく確認。

・大容量のHシリーズは機能・性能ともに申し分ないが三万円と予算オーバーのため除外。

・ホームセンター向けのPシリーズは排水バケツにフタがなく除外。

・家電量販店向けのSシリーズは要件を満たしていたため、これに決定した。

今後の予定

除湿機を運用しつつ内外の気温室温を測定して、除湿機の効果を確認する。