床用換気口が閉まっていた・・・
ひさびさに。ちょっと肩が神経痛になり、なにをするにも「あーいてて、おーいてて」となっていろいろ控えておりました。だいぶ良くなってきたのでブログ書きも少しずつ再開といきたいところ。
まず、さきほど気が付いた床用換気口についてメモ書きをしておく。
床下の湿度はだいたい50%~60%くらいで推移していた。7月に入ってからぐんぐん上がっていまは85%前後。床上の湿度は50%前後と低くなっているので床下が結露する心配はなさそう。しかし吸排気の計画は、各部屋の外壁から吸気→南東の床から床下へ→床下を通って北西床から天井上の排気口から換気扇で外へ排気、としているはずなので、いくらなんでも高すぎる。
おかしいなあとずっと思っていたのだけれど、床用換気口を見てみると全閉していた。あれま。
2017/07/22 12:00に床用換気口を全開にした。これからの変化を見守ることにする。
スイッチの失敗
失敗したスイッチについて。
スイッチの失敗はけっこう痛い。まいにち操作する装置なので、操作するたびに「あちゃー」と思い出す。
どのスイッチを失敗したかというと二連スイッチ。二連スイッチには横に並べるタイプと縦に並べるタイプの2つのタイプがあり、うちについているのはパナソニックのスクエアタイプで次のようなもの。
失敗したのは縦並びのスイッチをつけた3箇所のうち、次の2箇所。
- 玄関ホールに、玄関ポーチ照明(下)と玄関ホール照明(上)のスイッチ。
- 勝手口の土間に、土間照明(下)と勝手口(上)のスイッチ。
上下の並びには平面の情報を含まないので、どっちがどっちのスイッチか、住み始めて半年以上経っても全く覚えられない。この2箇所はスイッチを横並びにして照明の平面図上の位置と対応づけるべきだった。
縦並びのスイッチで成功したのは寝室の主照明と副照明。上下の並びは主従を連想させるので、寝室の照明は問題なく操作できる。
このときは仕事で疲れ果てていて、リビング以外のスイッチは電気屋さんにお任せしてしまったのだった。完全に施主のチェックミス。あいたたた。
本当に小さな部分の失敗だけど、生活をして効いてくるのはこういう細かな使い勝手だったりする。これから建てられる方はたくさん悩んで、適切なスイッチをつけていただきたい。
森田アルミ工業 Pid 4M
家具一式の日曜大工が終わってヘロヘロに。でも簡単な箱物家具は誰でも作れるということがわかり、作ってよかった。そのうちに記事にしてみたい。
今日は久々の物書きの手慣らしとして、ずっと前から気になっていてやっと購入した便利グッズをご紹介。
皆さんご存知、ちゃんとデザインされた物干しワイヤ。少しワイヤを引っ張り出してロックしたところを撮影。
4メートルまで伸ばせるのでかなり長大な物干しが出現する優れもの。うちはリビング・ダイニングの一角に斜めに張れるように取り付け。こんな感じ。ピンと張られたワイヤが見られましょうか。
物干しはもちろん、スーツを並べて手入れしたり、濡れタオルをかけて湿度を足したりと、なかなか便利に使っている。こういう生活の役にたつ、ちゃんと作られた小物を探すのも道楽の一つかなあ。
新旧住宅で電気代の比較
書きたいことはたくさんあるのですが仕事と新築疲れでへばっていて筆が進まず。
そんなところへ12月の電気代が出てきたのでこれを小ネタに旧宅と新宅で電気代を比較してみる。
<旧宅>2015年 584kW 15,260円
暖房は石油ファンヒーターによる部分間欠暖房。
他にこたつ、電気マット、セラミックファンヒーター、オイルヒーター。
<新宅>2016年 645kW 15,654円
暖房は通常エアコンによる24時間暖房。
設定温度は昼間は21度前後、夜間は18度前後。暑い昼間は消しています。
ほかに電気マット、ウィンドーラジエター、加湿器。
電気代はだいたい同じですが旧宅は外気温と連動する極寒住宅、それに対して新宅はエアコン+加湿器による24時間全館暖房。住み心地の差は歴然。そして新宅は石油ファンヒーターの灯油代がかかっていないので実質のランニングコストは新宅の方が少ないはず。
・・・なんだこれは。すごいぞ高気密高断熱住宅。 お得だぞ高気密高断熱住宅。
我が家の建築指針
日本の住宅は、工法が星の数ほどあり、デザインの自由度は高く、東西南北で気象が異なるため性能はバラバラ。となると注文住宅の場合は一棟ごとに建て方が違うのだろうと思う。だからいつまでたっても安くならんのだ、という、愚痴はさておき。
忘れぬうちに、我が家を建てるときに用いた指針を記載しておく。
建築の指針
モノの本にはよく「まず大きさを意識せずに実現したいことを書き出して、どうしても実現したいものから〜」的なことが書いてある。しかしわたしはとても優柔不断で、あとで決定をひっくり返すコトがよくある性格をしている。最初に落とした希望が実は必須だったりするのかもしれないのである。だいたい、この方法だと真っ先にわたしの書斎が落とされてしまう!
モノの本が示す手法は、要件からはじめて順を追って決めよ、というウォーターフォール手法で一旦決めたことは完工まで覆しをしない。やっぱりこうしたい、という後戻りは効かない。だから建築関係者にはうれしい。でも、施主であるわたしは必ず後悔をする。
でも、だからと言ってなんでもかんでも覆していたら話が前に進まない。何かの縛りはいる。
そこで次を最初に決めて、絶対の縛り、絶対の指針とした。
- 予算は無理せずに出せる最大
- 予備費は一割
- 大きさは平屋で28坪
- 形状は東西八間、南北四間
- 間取りはおいおい決める。
これだけ決めてしまえば工事規模がわかり建てる側も目算がつき安心する。平屋なので構造上の問題は生じにくく、間取りはギリギリまでいじり放題。
契約の時には仮図面として以上の方針を伝えておいた。この辺りの融通の利くところが工務店の良いところ。実際にだいぶ後の方まで間取りをいじり倒して建てることになった。
ちなみに書斎は予想通りいったん消滅したが最後の最後で2畳ちょっと確保できた。どうも女性陣には、デスクワークの男には書斎が必須なのだ、というコトが不思議に思えるらしく、実に危ういところだった…