改築構想
住宅の建設は勉強すればするほど、ああしたい、こうもしたい、という妄想が膨らんでいく魅力があるようで、その膨らんだ妄想と現実の予算との間で、あーうー、とかなり悩みました。
それでも取捨選択を繰り返し、行きつ戻りつ、なんとか決めた要件は次のとおりとなっています。
- 平屋の小さな家
- 田舎で土地だけはあるのでせめて暮らしやすく平屋に。
- 3、4人で暮らすに十分な広さがあればよい。
- 頑丈な家
- 腕のよい大工に建ててもらう。
- 暖かい家
- マイナス10℃は当たり前なので北海道レベルの性能を確保。
- 簡素な家
- 複雑な設備や高くつく設備は使わない。
この要件から基本計画は次のようにまとまりました。
- 平屋・28坪・3LDK。南面にウッドデッキ。
- 自社大工がいる近場の工務店が建てる。
- 気密性能目安 C値0.5。断熱性能計算 Q値1.6。エクセルシャノンの窓。
- 冷暖房はエアコン。給湯は灯油。コンロはLPG。換気はダクトレス三種。
一言で言えば「高気密・高断熱仕様のコンパクトな平屋」となります。ところが言うは易し行うは難し。間取り、予算、性能のバランスを取るのは本当に大変で、工務店さんと検討を繰り返して何回も図面を書き直してもらうことになりました。
※検討する中で諦めたリストもあげておきます。