ひらたい家のダイアリー

田舎にて小さな平屋を建てたのだ。

壁紙でうんうん唸る

構造や機能ばかり考えていてインテリアのことをすっかり忘れていた第二弾、壁紙の巻。

ビニールクロスは手触りがダメ。家人は平気で、わたしだけがダメ。壁なんて触らないでしょうと家人も工務店さんも言うのだけれど、なにをおっしゃるうさぎさん。スイッチを探したり、床に座って寄っかかったり、酔っ払ってもたれかかったり、以外にペタペタ触るものなんですよ。

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外部照明

外部の照明にはマリンランプを使いたいと思っていた。

建てる家はなるべく長持ちする家にしたいと考えている。マリンランプは家が古びていくのと同じように経年変化をしていきそうで、長持ちする家という方針によく合うのではないか想像していた。

ところが具体的な事例がそれほど多く見つからない。見つかっても設置したばかりの事例が多く、どんな経年変化をするのかが想像しづらい。そんな中、設置後の事例を紹介している電気屋さんがあった。

こちらの設置事例でイメージをつかむことができた。雨ざらしの場所に十年でかなり濃い色になっている。自分の家では大きく出した軒の直下に取り付けるので雨は当たらない。より穏やかな変化になるだろうことが想像できる。

メールで幾つかのやり取りをさせてもらい発注をした。仕上がりが楽しみ。

室内照明

悩んで悩んで照明プランをひねり出す。仕事が繁忙期で、仕事とのダブルパンチで本当に疲れた。プランナーを雇った方が良かったかもしれない。

パブリックスペース

玄関、玄関ホール、リビング・ダイニングはパブリックスペース。

玄関ホールとリビング・ダイニングは二枚引き戸で仕切っている。しかし普段は開け放しておくため一体の空間として捉えてダウンライトで統一する。また、せっかくの注文住宅なのでと色気を出して間接照明用のライティングレールを設置することにした。

ダイニングテーブルの向きの変更に対応できるように、室内干しに干渉しないように、リビングのミニテーブル上にライトが来るように、空間全体で均等配置になるように・・・などなどの要件を頭の中でグツグツ煮詰めて悩むこと2週間あまり。

 

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悩んだわりには、どうということはないプランが出来上がった・・・!

 (A)は調色・無段階調光のダウンライト。(B)は常夜灯モードがある段階調光のダウンライト。ダクトレールの照明は後で選ぶ。

パブリックスペース以外

考えるのに疲れたのと、予算削減と、気密確保の観点から、全部引っ掛け式。

ライトとスイッチの位置だけはちゃんと決めて、取り付ける器具は住みながら考えればよい、と割り切った。

仕様決定後の感想

楽しかったけれど本当に疲れました。3次元空間について検討するなんて作業、普段していないので頭の芯からクラクラ。しかし一応は納得のプランになったので良かった。

でも。もう一回やれと言われたら絶対やらない(笑)

 

照明・スイッチ・コンセント

「リミットは電気工事が始まる盆明けまでですよ」と言われて、慌てて照明・スイッチ・コンセントの位置を検討し始める。

スイッチとコンセントは動線と家具配置を加味しておおよそ決定。

問題は照明。わからん。全然わからん。メーカーに基本計画を作ってもらったのだけれど、これがピンとこない。そもそもダイニングテーブルとダイニング照明のセンターが全く合っておらずかなりの適当感が感じられる。仕方がないので自分で練り直すことにした。

参考書はいろいろ買っても迷いそうなので、とりあえず次の1冊。 

 メーカーもこの参考書もすごくダウンライト押しな気がするが、これは本当に施主にとって良い選択になるのだろうか。ダウンライトで暮らしたことなんてないので想像がつかない。悩みは尽きない・・・

基礎工事完了

仕事で忙しくしているうちに基礎工事が完了。はや。

平屋28坪はちっちゃいかなーと思っていたが、基礎内をうろうろ歩き回ったところ全然ちいさくなく一安心。もう2坪削ってもギリギリOKだったかもしれないが、この2坪は生活の余裕、必要な抜け、ということで。

基礎内断熱でスタイロ10cm厚が外周の立ち上がりと床面にびっしり貼ってある。これならマイナス10度でも怖くないかな?

家の形がわかってから実感できることがあり、寝室の入り口の引き戸の方向を逆にし、寝室とキッチンの間に小さい引き戸を追加。

さて来月は上棟だ。どんどん決めていかねばー。